失業保険の給付条件
まだまだ売り手市場と言われる雇用情勢ですが、様々な事情から失業してしまい、失業保険の給付を受ける場合があります。ただし、最近は条件が厳しくなり、金額も減額するかどうかと囁かれています。また、前職の月給額が満額もらえるわけではないので、金額を計算して、正しく、そして素早い再出発を切ることが大切でしょう。
厳しくなりつつある、失業保険の給付条件
新社会人であれば別ですが、現在働いていて総務人事課、或いは社会保険事務所などの職員ではない人にとって、失業保険の給付に必要な条件は、6ヶ月連続して雇用保険のある職場で働いた後に申請すれば受けられる、と思っているのではないでしょうか? もちろん、一昔前であればその条件で大丈夫だったのですが、昨今の労働市場、特にバブル崩壊後からの悪化に伴い、今や失業保険の給付を受ける条件は、2年以内に12ヶ月間の雇用保険を収めている必要がある、という事になってしまいました。そんなバカなとネットで調べたり、実際に問い合わせをしてみて、本当だと驚いた方も多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人です。社会福祉の一環として、なぜこのような改悪が行われるのか、政治の動きをもう少し細かくチェックせねばならないと、気を引き締める次第です。
失業保険の給付額の計算について
失業保険の給付額は、最後にもらった月額給与と同じ額がもらえる――わけではありません。たまに勘違いしている方がおられますが、直近で半年以内の月収の平均額の6割というのが、おおよその失業保険となっています。ただし、正式な手続きを踏んだ上で決まりますので、あくまでも計算の目安は「おおよそ」であることを十分考慮して下さい。一生懸命働いて、納めてきた雇用保険、失業保険なのですから、給付を受けるのにはもちろん何の問題もありません。ただ、ちゃんと受給要件を満たしているかどうかだけは、くれぐれも確認した上で、手続きをして下さいね。金額を計算し、受給する為に職業安定所に伺ってみたら、1年に満たないので受けられませんと言われたら、生活設計を根本から計算しなおさねばならないという、非常事態に陥ってしまいますからね。
失業保険給付の金額について
何度も書くようで恐縮なのですが、本当にこういった基本を知らないで、後であわてふためく方が多いので、重ね重ねの忠告、あくまでも老婆心という意味で再度書いておきますと、失業保険の給付金額は、前職の前月の月給が踏襲されるわけではありません! むしろ、減ることはあっても、絶対に以前より増える、と言うことはありません! 計算はそれほど難しくないのですが、それでも面倒だという場合は、おおよその失業保険給付額の目安として、金額は前月給与を6割にした金額、と思っておけば、おおむね間違いは無いでしょう。改めて確認した上で、えっ、6割しかないんですか? と驚かれる(この記事を初めて読む方もおられるかも知れませんので)という声もあるかも知れませんが、むしろ6割の金額が出るだけでも良しと思うべきでしょう。ましてや、自発的な退職という事であれば、給付を受けられるのは3ヶ月先からのスタートになります。失業保険は国の制度だけあってややこしいので、色々調べて正しい知識を身につけ、臨んで下さい。
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